2011年3月22日(火)東京財団会議室にて第16回勉強会を開催しました。

東京医科歯科大学 河原和夫教授より標記のプレゼンがあり、医療者(医師、看護師等)、ビジネスマン(コンサルティング、ソーシャルベンチャー等)、政治家(地方議会議員等)、行政担当者(省庁、地方自治体職員等)、研究者、学生(政策、法学、医学)他、20名余りの参加がありました。

まず、河原教授から少子高齢化・低成長時代を迎えた現代日本の医療政策の課題を地図上に視覚的に整理・分析した上で、考えられる政策を30あまりご提案いただくプレゼンテーションがありました。

これについて、東京財団「医療・介護・社会保障制度の将来設計プロジェクト」リーダーの冨田清行研究員からコメントをいただいた後、参加者間のディスカッションを行いました。

医師数と患者数の需給バランスの調整・設計の必要性、診療報酬を地域別に階級分けする案、医療計画を競わせる医療政策市場の構想等、河原教授が言及した様々な論点について活発な議論が行われました。

(尚、当日は計画停電の影響で開始を15分遅らせました。)