2013年7月21日都内会議室にて第30回勉強会を開催しました。医師、看護師、公務員(国・地方)、メディア、コンサルタントシステムエンジニアビジネスパーソン医学生等約25名の参加がありました。

今回は、国立成育医療研究センター研究員の、美留町潤一先生をお招きし、今後の日本の幹細胞研究や臨床応用に関する方向性や課題などについてご講演いただきました。

まず、美留町先生より、iPS細胞やES細胞等の臨床応用研究を進めていく上で、どのようなルール作りが検討されているかについて、現在の政府内の議論の方向性についてご紹介がありました。

その上で、iPS細胞、ES細胞等の技術にどのような可能性が期待されているか、またどのような限界やリスクがあるか、についてもご説明がありました。

休憩後は、具体的にビジネスにするために克服するべき問題点をはじめ、調整を進めている厚労省経済産業省の問題意識の同行等、多岐にわたる論点について、会場全体で活発な質疑応答や情報共有、ディスカッションが行われました。