みなさま
医療システムデザイン勉強会を主宰して参りました桜庭と申します。

2008年の発足以来、あらゆる医療関係者(医師、薬剤師、厚労省職員、看護師、介護士、シンクタンカー、自治体職員、医学生、医療機器メーカー、弁護士、製薬会社、政治家、患者会関係者、栄養士、新聞記者、プログラマーアプリ開発者等)が、対等な立場で自由闊達に議論する場、業界の構造を俯瞰できる場をご提供して参りました。

そしてアイディアや提案の一部は、行政・政治関係の参加者によって、実際に各種提案に盛り込まれるなど、アドボカシー活動も担って参りました。

しかし、2014年7月より私が留学しておりますこともあって、医療システムデザイン勉強会主催の勉強会は、ほぼストップしておりました。

このたび、私が2016年8月に帰国いたしますことを機に再起動して参りたいと存じます。そして、この際、より一層、企画力を増進し運営実務の効率性を向上させるべく、私が代表を務め当会の幹事メンバーの大多数が所属するNPO法人ZESDA(日本経済システムデザイン研究会 http://zesda.jp/)に吸収することに決まりました。

こちらのNPO法人は業種・地域・組織を超えた連携によって新しい事業やシステムを創出する「プロデュース」を行っていく組織です。(なんだかちょっとわからんという方は上記ホームページをご覧ください。)ゆえに、立場を超えた協働によって新しいシステムのデザインの創出を期する医療システムデザイン勉強会と思想的根幹において軌を一にしておりますことから、合併整理が可能と判断いたしました。

今後は、NPO法人ZESDAが主催する各種ワークショップシリーズ内の、医療系分科会として位置づけまして、当会の活動を継続してまいります。

以上、当勉強会のコミュニティに長らく所属されているような私の知己以外の方々にはいささか唐突なるご報告になりますが、なにとぞご容赦いただけますようお願い申し上げます。

また、これにより、みなさまに、医療従事者以外との交流機会も豊富にご提供できることにもなろうかと存じます。

そして、これまでも随所で協働して参りました「健康イノベーション連盟(仮名)(池田裕樹氏主宰)」や「未来医療研究会(稲葉俊郎医師主宰)」等関連団体とのコラボレーション企画も引き続き実施して参ります。

各位におかれましては、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

桜庭大輔