2010年9月5日(日)都内ルノワール会議室にて第13回勉強会を開催しました。

冨岡慎一医師(松下政経塾 第29期生)から標記のプレゼンがあり、地方議員・看護師・医師・自治体職員・団体職員・医療ベンチャー・広告代理店・コンサルタント・官僚・ビジネスマン・学生等25名の参加がありました。



現在日本に次ぐ世界第二位の高い高齢化率に悩まされており、また日本より5年早く介護保険制度が施行されたドイツ。

冨岡氏の約40日間に及ぶドイツでの研修を通して、現場で学んだドイツの介護保険制度や医療と介護の連携の現状について、日本との比較を行いながら、報告が行われました。


増大する介護需要に自治体は対処しきれているか、経済的なインセンティブやブレーキによって、需要をコントロールすることはできるか、高齢者のニーズをくみ取ったビジネスはどのようなものが考えられるか、等の点について、活発な議論が交わされました。



講師略歴:

冨岡慎一医師
松下政経塾 第29期生)

九州大学医学部卒業後、都内救急病院にて内科医として勤務。現場で超高齢化が急速に進む日本の社会保障のあり方に対する危機感を感じ、その後松下政経塾に入塾。在塾中は医療・介護の理想像を求め、国内外を問わず幅広く学んでいる。